
有限会社シンクタンクはなぜ有限会社のままなのか?
日本国内の法人の大半は、株式会社か有限会社になります。
ご存じの方もいると思いますが、2006年に新会社法が施行される前は『株式会社』を設立するには資本金1,000万円、『「有限会社』の設立には資本金300万円が必要でした。
しかし、この【新会社法】で、『株式会社』が大規模企業のみならず小規模企業までをも想定されるものとされ、小規模企業を想定した『有限会社』制度は不要となり、廃止されました。
現在の有限会社(特例有限会社)と現在の株式会社の大きな違いは、資本金の額と従業員数です。
有限会社の設立には最低資金300万円、社員数50名以下。株式会社の設立には1円からでも設立、従業員は制限なし。
2006年の新会社法施行以降、有限会社は『特例有限会社』に移行しました。今から設立することはできません。
年配の方は「なんだ有限会社か」などという方もいますが、現在では設立が浅い株式会社よりも信頼があるのです。
有限会社という名称から古くから営んでいる優良企業ということが一目でわかることが大きな理由なのです。
有限会社シンクタンクは設立28年です。これからも年を重ねていく所存です。
2025年10月1日
取締役 鈴木 孝